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大牟田駅に関する記事
大牟田が熱く燃える【大蛇山】
2010年07月02日 10:45
毎年7月、私の実家・大牟田の町が熱気と興奮で燃え上がる日がある。
大牟田の夏の祭り、『大蛇山』だ。
『大蛇山』は「大牟田夏まつり」のメインイベントで、40万人以上の人出で賑わう。
笛や太鼓、鐘から成るお囃子(はやし)が鳴り響き、神々しさと圧倒的な力強さを見せつけるように口から花火を吹きながら大蛇が練り歩くこのお祭り。
エンジンも、ハンドルも付いていない巨大な山車を押す大人たちと、小さな子供も含む何百人もの曳き手(ひきて)の汗と想いが大蛇に魂を吹き込んでいる。
この大がかりな山車は、高さ6メートル、幅3メートル、全長15メートルもの大きさ。
本物の大蛇を見たことがあるわけではないが、本物と同じくらい、いやそれ以上の迫力ではないだろうか。
この『大蛇山』、ハワイで毎年開催されているホノルルフェスティバルにも1998年から7回連続で参加したというから驚きだ。
『大蛇山』の期間中はメイン会場となる国道が「大正町おまつり広場」として歩行者天国となり、老若男女が大蛇たちの熱き共演を見るために集まる。
大蛇山祭り1日目の土曜日に行われるのが「祇園六山巡行」だ。
「祇園六山」とは本宮彌劔神社・三池本町山(彌劔神社)・三池新町山(弥剣神社)・諏訪神社・第二区祇園(大牟田神社)・第三区祇園(八剣神社)から成り、神が宿る大蛇山の総称である。
現在では「祇園六山」の他に商店街や公民館などの各団体が製作した大蛇も数多く存在するが、「祇園六山」は特に歴史が古く、今でも伝統が守られ代々受け継がれている。
中でも本宮彌劔神社は大牟田祇園の中で最初に大蛇山を取り入れた神社であり、大蛇山の囃子「じゃじゃりこじゃん」の本家本元でもある。
私も実家の近所の神社ということもあり、幼少期から慣れ親しんだ誇りに思える神社だ。
特に、大蛇山祭り2日目の21時から22時頃に行われる本宮彌劔神社の宵山(巡行)~山崩しは見ものだ(「山崩し」については下記にて説明)。
その神聖たる勇姿を是非見て頂きたい。
子供連れで『大蛇山』を見に行くなら、絶対に体験して欲しいのが『かませ』だ。
大蛇の大きな歯に、子どもを噛んでもらうと、1年の無病息災が約束されるという言い伝えがあるのだ(と言ってもほんとに「噛ませる」のではなく、抱っこした子供を大蛇の口の中に乗せるということ)。
大牟田の子供のほとんどがこの『かませ』を経験していると言っても過言ではない。
私も『かませ』をしてもらっている写真が何枚か残っているが、小学校中学年にもなって『かませ』をしてもらったときは結構恥ずかしかった!(笑)。
『かませ』の時に子供が泣けばより健康に、泣かなければより丈夫に育つと言われている。
大蛇山祭り2日目の日曜日は「祇園六山」の他に各団体が製作した大蛇山も一堂に会する。
この日のクライマックスのひとつである「大蛇の競演」(大牟田の人たちは「喧嘩」と呼んだりもする)は是非見てもらいたい。
双方の大蛇が向かい合い、花火を一斉に振りまく姿に観客たちのテンションも思わず上がってしまう一幕だ。
そして、その迫力に感動の涙さえ流れるのが祭りの終わりの「山崩し」と呼ばれる儀式だ。
気持ちよいほどに潔く、法被を来た衆が怒涛の如き勢いで大蛇を引っ張り下ろし、火で燃やす。
その勢いの中には、大牟田の人たちの大蛇山への愛情と感謝が込められているかのようで、切なく激しく胸を打つ。
そして、無病息災・家内安全のお守りにとして大蛇山の一部だけが残され、大蛇山はその姿をきっぱりと消すのである。
その短く激しい勇姿を見に、今年の夏は大牟田に足を運んではいかがだろうか?
☆『大蛇山』は毎年7月の第4土曜と日曜に行なわれます。
今年の日程は以下の通りです。
平成22年7月24日(土曜日)祇園六山巡行・競演・御止
平成22年7月25日(日曜日)大蛇山大集合パレード
おまつり広場会場は西鉄大牟田駅下車徒歩5分です。
詳しくは大牟田市の『大蛇山』のサイトをご参照ください。
http://www.city.omuta.lg.jp/kanko/matsuri/
【問合せ先】
〒836-8666
福岡県大牟田市有明町2丁目3番地
産業経済部商業観光課
(大牟田市庁舎3階)
電話:0944-41-2750
ファックス:0944-41-2764
※上記コラムにはタウンライターの主観的な評価、時間の経過による変化、伝聞情報が含まれることを十分理解してご利用ください。
ジャンル:イベント
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