焼き鳥道の探求には「店の開拓」が不可欠である。その心得を伝授する。
(1)必ず1人で行き、カウンター席の「焼き場が見える」位置を確保する。
(2)最初の注文は生ビール(小)とバラ、ダルム、ハツを1本ずつ。
  ・「生ビール」なぜ(小)か?→ビールは二の次、「焼き鳥を吟味に来たんだ」と無言のアピール。
  ・「バラ」→久留米で一番人気のネタ。実は素材の良し悪しで仕入れ額が全然違う。店の良心を知る一品。
  ・「ダルム」→店毎に掃除と仕込み・切り方・刺し方・味付け・焼き方がこれほど違う素材はない。店の特徴が顕著に出る。ダルムが名物という店も少ない。
   ・「ハツ」→無ければレバーを「塩焼き」で注文。これは新鮮さが命。ネタの仕入れ、管理を知るのにうってつけ。
この時点で、店の雰囲気、接客態度なんかが見えてくる。味も含め「この店は自分には合わないな」と思ったら、とっとと帰る。勘定は1,000円でおつりが来るはず。
(3)「今日のおすすめ」をもらう。
  気にいったら店主に今日のおすすめを聞く。人気メニューや「特別な仕入れ」が出るので店の特徴がよくわかる。
(4)長居しない。
  この頃には、店主が気にして話し掛けてくるはずだ。だがここは、ちょいとつまんで、サッとかえるのが粋である。「また来るよ」の一言を置いて。
        
【1stステージ】とりあえず有名店は押さえておこう。
遠方からのお客さんから、「評判を聞いた。案内してくれ」と頼まれることもあるでしょう。また有名店には何かしら「名物メニュー」があるものです。どんなものか答えられるようにしておきましょう。
【2ndステージ】デートで使える店を確保。
軽い接待で使える店、と言い換えてもいいでしょう。焼き鳥屋って「おやじ&煙&油べたべた」なイメージがちょっとありますが、清潔でおしゃれな店もたくさんあります。個室を持ってる店もチェックしておきたいところです。
【3rdステージ】持ち帰りできて、冷めてもうまい店を確保。
急な来客ありますよね。そんなとき本格炭火焼き鳥はいかがでしょう?焼き鳥は、焼き立てが一番うまいのは言うまでもありませんが、いろんな種類があります。手づかみだけど失礼じゃない。一口サイズで食べやすいetc・・・。いかがです?こんな手軽なパーティー料理をほうっておく手はないですね。
【ファイナルステージ】一人で行ける店を持とう。
一人・・・カウンターの端っこでキープ焼酎を片手に、店主と語りあえたら「焼き鳥屋完全攻略」は目の前。しかしその先には、あくなき「焼き鳥道」探求への入り口があなたを待っています・・・。
          

久留米の焼き鳥店で人気のネタをいくつか紹介します。
●豚バラ= 豚の三枚肉。豚バラの《バラ》は《あばら》のバラ。一口にあばらといっても範囲は広く、どの部分を使うかで大きな差がある。「素材」と「塩」と「焼きの技術」がモノを言う部位であるので、店選びのポイントになるかも?
●ダルム= ドイツ語で「Darm」、腸の意味。豚バラ同様、ダルムで店を選ぶ人も多い。
●センポコ= 大動脈。大阪の方ではコリコリやフエなどと呼ばれているが、あくまで焼き肉のメニュー。串に刺して出すのは珍しい。独特の食感は珍味とさえ言える。
●ハツ=
(ヘルツ)
ハツ(心臓)には貧血に良い葉酸が多く含まれている。同時に血液の元になる鉄分も豊富。また、ナイアシンという胃液の分泌を促進する成分が含まれている。ビタミンAも豊富。
久留米やきとり学会(豆津橋 渡)
資料提供 : (有)クルメスタイル TEL.0942-37-1439
久留米焼き鳥マップ